うさぎを最近初めてお迎えして「急に大量に毛が抜けて心配になった」という初心者の方もいるのではないでしょうか?うさぎにとって「換毛期」は異常なのではなく正常な生理現象なので心配はいりません。
とは言ってもケアが必要で、体調不良につながるとても大切な要素なのでしっかりケアをしてあげる必要があります。「何を・どれくらい・どうやって」など、さまざまなお悩みを解説していきます。ブラッシングの大切さをしっかり理解しましょう。
この記事でわかること
換毛期は年に2回ほど定期的に来る
正しいブラッシングで健康管理
「ラバー」「コーム」の併用が最強
食事管理でも予防可能
記事目次
うさぎの換毛期とは?基本を知ろう

換毛期が起こる理由と時期
うさぎは季節の変わり目になると毛が生え変わることのある動物なので、「いきなり大量の毛が抜け始めた」なんてこともよくあることです。ただし、部分的にハゲている場合はストレスなどの影響も考えられるので受診をおすすめします。
うさぎの換毛期は年に数回起こることが多く、特に夏は「夏毛」、冬は「冬毛」に生え変わるのが一般的です。犬や猫も換毛期があるので毛で覆われている動物にとっては何の異常のない生理現象になります。
もちろん個体差もあり、ライオンヘッドなどの長毛のうさぎさんは特に多く抜けることもあります。基本室内飼いのはずなので、抜けた毛を飲み込んだりして体内に入らないように、徹底して掃除する必要があります。
換毛期は普通の生理現象
抜けた毛の掃除は徹底する
換毛期によく見られる変化
換毛期は毛がごっそり抜けることもあるので心配になることもあると思いますが、部分的にハゲてる場合など以外は特に心配ありません。ただし、その毛を飲み込んで胃腸の不調につながる可能性が高いので掃除が大切になります。
換毛期は毛を多少飲み込んでしまうので、食欲が少し落ちることもあります。うんちが毛で繋がっている時などは多く毛を飲み込んでしまっているのでブラッシングの頻度を上げてあげましょう。
毛が抜け過ぎて「皮膚が見えている」場合は換毛期以外の原因が考えられるので注意が必要です。
換毛期は自然の生理現象
ブラッシングの頻度が重要
換毛期に特に注意したい健康リスク

毛づくろいによる「毛球症」のリスク
換毛期で抜け毛を飲み込んでしまうトラブルとして「うっ滞(胃の不調)」が有名です。毛が詰まって(毛球症)しまい「食欲低下」「消化トラブル」など食に関するトラブルが発生しやすいです。うさぎの食のトラブルは命の危険があるので注意が必要です。
「うっ滞」はうさぎにはよくあるトラブルですが、命の危険があるので早期発見が大切になります。毛が抜けはじめた頃から牧草の減りが悪くなったり、ペレットの量が残っている場合などは初期症状のサインなので、気付いた段階で早めに受診しましょう。
「食のトラブル=命の危険」
毎日のチェックで健康管理を
体調不良のサインを見逃さない
食欲低下やうんちが小さくなることは「うっ滞」の初期症状なので注意して観察しましょう。他にも「元気がない」「動かずにじっとしている」ことも胃の不調が原因の可能性が高いので受診させましょう。
受診の目安として、「うんちが小さくなった」「牧草の減りが悪い」「ペレットが残っている」などが見られた時は迷わず受診することをおすすめします。
自己判断が一番危険な行為
迷ったら受診すること
↓↓ 詳しくはこちらの記事 ↓↓
毛が原因で不調が起こる
食のトラブルは要注意
換毛期の基本ケア|ブラッシングの頻度とコツ

ブラッシングの適切な頻度
うさぎは換毛期でなくてももちろん毛は抜けています。換毛期が多く抜けるというだけであって、定期的なブラッシングは必須になります。毎日のスキンシップに加えて、軽くブラシで撫でるくらいで大丈夫です。無理にブラッシングすると逆にストレスになるので、嫌がっていたらやめましょう。
うさぎに合ったブラシの選び方
ブラッシング道具として「ラバーブラシ」「コーム」「スリッカーブラシ」などがあります。それぞれ特徴があるので、その子に合った道具を選んであげることでストレスを軽減できるので試してみましょう。
初心者の方におすすめなのは「ラバーブラシ」「コーム」の併用になります。肌を傷つけないためにプラスチック製のコームを選び、「ラバーブラシ」で表面の毛(オーバーコート)を抜き、コームで奥の毛(アンダーコート)にアプローチすることがおすすめです。
2種類の毛を理解すること
表面の毛(オーバーコート)
奥の毛(アンダーコート)
ラバーブラシ
「ラバーブラシ」はゴム製のブラシです。ゴムなので柔らかく、マッサージ効果もあるのでブラッシングと同時にマッサージもできるのが特徴です。欠点として、表面の毛(オーバーコート)が中心に抜けるので、奥の毛(アンダーコート)が抜けにくいのが欠点です。
ゴムで柔らかく皮膚に優しいく、水洗いも簡単なので清潔に保てますが、ゴムを食べないように注意しましょう。
コーム
「コーム」は金属製やプラスチック製のクシになります。うさぎ用のコームは細かい毛も取れるように目が細いことが多いです。うさぎ特有の柔らかい細い毛をほぐすのに適していて、換毛期にはアンダーコートをしっかりと抜くことができます。
欠点として、目が細かいので皮膚に引っ張ることもあるのでそれを嫌ううさぎもいます。金属製は先端で皮膚を傷つけやすいのでプラスチック製の先端に加工がされているものがおすすめになります。
スリッカーブラシ
「スリッカーブラシ」は針金状のブラシです。針金状のブラシでアンダーコートを効率よく抜くことができますが、皮膚を傷つける可能性が高いのであまりおすすめではありません。
針金の先端にゴムが付いた商品が多いですが、あまり抜けた試しがないので個人的には使用していません。
嫌がらせないブラッシングのコツ
うさぎは基本ブラッシングを嫌がります。抱っこを嫌がる子も多いですがブラッシングも嫌がるんです。道具が合っていない可能性も考えられますが、我が家では道具を変えても嫌がって逃げていました。
ブラッシングのコツは「短時間」「少しずつ」が基本になります。落ち着いた体制でリラックスしている時に、撫でるように優しく気付くかれないようにこっそりすると意外といけます。嫌がったら終わりです。その日はやめておきましょう。
「ラバー」「コーム」の併用が最強
嫌がったらやめること
ブラッシング以外にできる換毛期サポート

食事管理でできるケア
ブラッシング以外にも食事管理である程度ケアもできるんです。牧草をしっかり食べさせることで、多少毛を飲み込んでしまってもうんちと一緒に出てくるので牧草はかなり重要になります。
逆におやつやペレットの与え過ぎは中が必要です。おやつなどのせいで牧草の量が減り詰まりが起こりやすくなるので換毛期のおやつには敏感になりましょう。
結論、牧草をしっかり食べさせる
生活環境を整える
その他にも室温や湿度を管理してあげると、ストレス軽減に直結するので温度管理も重要です。ストレスで食欲低下したり牧草を食べなくなったりと、ストレスはかなりよくないのでストレスを減らす工夫も大切ですよ。
毎日の掃除で抜け毛を飲み込まないようにすることも予防につながります。
換毛期にやってはいけないこと
無理にブラッシングを行うこと、ゴシゴシと強くブラッシングするなど、換毛期でなくてもよくないです。また、自己判断で市販薬を使用すること(犬猫用の抜け毛剤など)はとても危険で、使用を検討した時は必ず病院の先生に確認することを徹底しましょう。
食事管理もとても重要
牧草を毛を出すことも大切
換毛期が心配なときの判断基準

様子見でよいケース
換毛期で毛が多く抜けていて心配になる時もありますが、元気で食欲もあり、いつも通りの排泄ができていればそれほど心配する必要はありません。また、ごっそり抜けて皮膚が見えてしまった時も、皮膚に異常がなければ心配もないかと思います。
それでもどうしても心配で気になる場合は、確認のためにも受診して診てもらいましょう。
いつも通りなら心配ない
抜ける量は個体差にもよる
すぐ病院へ行くべきケース
逆に換毛期で、「食べない」「うんちが出ていない」「ぐったりして動かない」などの症状の場合はすぐに病院に行きましょう。「皮膚が赤い」「ただれている」時も緊急性の高い状態なので連れて行ってください。自己判断が一番危ないです。
健康そうであれば問題ない
小さな異常が早期発見につながる
おすすめ商品(ブラッシング道具)
ブラッシング道具として「ラバーブラシ」「コーム」の併用が最強になります。それぞれの特性を活かしてうさぎの抜け毛をしっかり抜き取ることで健康をサポートしてあげましょう。
マルカン ミニマルサロンラバーグルーマー
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うさぎのためのラバーブラシです。柔軟素材のマッサージ効果もあり、抜け毛を逃さずキャッチします。服などについた抜け毛を背面の硬質ラバー(黒色)面で集めることもできます。
アドメイト(ADD.MATE) Lapinコーム
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うさぎの毛並みを整えるためのコームで、もつれた毛や絡まった汚れを落とすのにも便利です。極細ピンが毛の奥まで届き、先が丸く加工されているため、皮膚にやさしい肌当たりで良いです。
アドメイト(ADD.MATE) Lapin回転スリッカーブラシ
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極細ピンがうさぎ特有のやわらかい抜け毛を取り、もつれ毛・毛玉をときほぐします。ヘッドを回転するので、毛の流れに沿ってお手入れしやすいのが特長。長いピンには先端が加工されているので地肌への当りもやさしく皮膚に優しいのもいうのも嬉しいです。
マルカン ミニマルサロン ブラッシングスプレー
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ブラッシングする時に併用すると毛が舞いづらくなりブラッシングしやすくなります。植物由来成分100%なので安心して使え、ブラッシング効率を高めてくれるでしょう。
まとめ
うさぎにとって換毛期は自然な生理現象でよくあることです。特に夏や冬には生え変わるので多く毛が抜けます。あまり心配ないとはいえ毎日のケアで健康リスクも変わってくるので、換毛期のブラッシングは徹底しましょう。
ブラッシングの他にも食事管理が最優先で、「ご飯を食べない」などの症状があったら自己判断ではなく必ず病院に連れて行ってください。命の危険があることをしっかり理解しましょう。
「ラバー」「コーム」が最強
スキンシップのついでにブラシング
