うさぎは「体調を隠す習性」があることは有名ですが、飼い主として不調に早く気付きたいと思うのは当然のことです。気づいたときには病気が進行していたという失敗を未然に防げるとしたら嬉しいですよね?少しでも発見が早くなるように一緒に学んでいきましょう。
病気の予兆などを事前に知っていれば対策できることもありますので、「守るための知識」として頭に入れておきましょう。あなたの知識でうさぎを救える可能性を上げられることを祈っています。
この記事でわかること
うさぎの不調は気付きずらい
気づけなかった=愛情不足ではない
消化器系のトラブルが多い
正しい食事管理が病気予防
記事目次
なぜ、うさぎは病気に気づきにくいのか

うさぎの「弱さを隠す」習性
うさぎは自然界の中では「捕食される側の動物」なので、本能として体調を隠すことが体に植え付けられています。一見元気に見えても、内臓疾患の可能性があることもよくある話です。
ほんの小さな変化でも気付くことができれば、病気の早期発見につながるため、日頃のスキンシップから体調を気にするようにしましょう。なかなか不調に気付けないことが多いことは理解しておきましょう。
捕食される側ならではの本能
うさぎの不調は気付きずらい
体調不良の進行が早い理由
うさぎは消化器トラブルが多く、重症化しやすいのが特徴です。食欲不振=緊急性のある症状なのですぐに病院に連れて行くようにしましょう。受診を迷わないのも大切です。迷ってる間にどんどん症状が悪化しますので気付いたら病院に駆け込みましょう。
消化器系のトラブルが多い
受診するか迷ったら行く
捕食される側の動物の本能
食欲不振=緊急性が高い
うさぎがかかりやすい代表的な病気

消化管うっ滞(食欲不振・毛球症を含む)
うさぎに一番多い症状の一つで主な症状は、食べない、便が小さいなどがあります。放置すると命の危険がある緊急性の高い症状ですので早期に対応しましょう。お腹に毛が絡まっている、ガスで膨れているなどがほとんどでブラッシング等で未然に防げます。
早期発見のポイントはご飯の量を毎日見ることです。少しでも残っていたら気にして見ておきましょう。1日食べないとかなり危険です。
うっ滞はよくある症状だが、
緊急性の高い危険なサイン
歯の不正咬合(歯が伸びる過ぎている)
うさぎは生涯歯が伸びる動物なので、牧草などの繊維質で歯を削っています。食べる牧草の量が減ることにより伸びてしまうなどいろんな原因が絡む歯のトラブルです。
ご飯を食べにくそうにしている、よだれが出ているなどの症状があり、そこまで緊急性はありませんが食に関わる要素なので早めに対応することが望ましいです。牧草不足や遺伝などの原因もあるので個体差によることが多いです。
食に関わるトラブルは早めに対応
皮膚疾患・ダニ・皮膚炎
痒がっている、毛が抜けている、フケがあるなどは皮膚系のトラブルが考えられます。主にストレスや不衛生な環境での生活が原因で、早めの受診をお勧めします。対策としてストレス発散やブラシング、こまめな掃除が効果的です。
泌尿器・膀胱トラブル
赤い尿が出ていたり、砂のような白い結晶がある場合は膀胱トラブルなどが考えられます。水分不足やカルシウム過多が原因の場合もあるので、フードを変えたり水を飲む工夫を考えるなど対策を考えましょう。水を多く飲ませて結晶を外に出す方法がよくある治療法だと思います。
我が家のうさぎも尿路結石があったのですが、カルシウムの少ないフードに変えてから症状が落ち着きました。
呼吸器・鼻・目の病気
くしゃみ・鼻水・涙やけなどは目のトラブルに該当します。放置すると慢性化して悪化する可能性があるので早期に対応したいです。主に温度や湿度の関係の原因が多く、暑過ぎたり寒過ぎたりするのはよくありません。呼吸器系の病気は合併症の危険もあるので注意です。
適切温度は22℃、適切湿度は40〜60%になり、この範囲で安定した温度管理を行うようにしましょう。
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さまざまな病気の初期症状がある
食に関わるトラブルは早めに対応
病気の「初期サイン」を見逃さないためのチェックポイント

毎日チェックしたい行動サイン
毎日チェックしたい項目は以下の通りです。
毎日チェックするため全て数字で管理することをおすすめします。ご飯の量、水の量、便の大きさ、何分くらい遊んでるかなど、体感で覚えておくより数字で覚えておいた方が管理しやすく、不調を見つけやすいです。
見た目・体の変化
朝起きてご飯をあげるときに見た目の変化も見ておきましょう。目やに・鼻水・くしゃみがないかどうか。よだれ・口周りが濡れてないかなど、見た目の変化はわかりやすいので不調に気付きやすいです。
体重の減少も病気の予兆ですので、定期検診で体重の変化も気にしておきましょう。
「すぐ病院へ行くべき」危険サイン
危険サインとして、半日以上ご飯を食べない・便が出ていない場合は緊急性が高いサインです。ぐったりしていたり、震えていたり、体温が低い場合も緊急性が高いです。うさぎはよく「うっ滞」になることがあるのですが、緊急性の高い危険なサインなので理解しておきましょう。
うさぎは「うっ滞」になりやすい
食欲には要注意で観察
体調は数字で管理すること
毎日のチェックで不調を見抜く
病気予防のために、飼い主ができること

正しい食事管理
正しい食事管理として意識したいことは「牧草をたくさん食べさせる」ことです。ペレット・おやつ・野菜は補助食品ですので与え過ぎはNGです。水をしっかり飲んでいるかも健康には重要な要素です。
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快適な飼育環境づくり
快適な環境は長生きにもつながる大切な要素です。温度・湿度・換気などをしっかり管理し、ストレスを溜めない生活を送ってもらいましょう。ケージレイアウトも影響するので要確認です。
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定期健康チェックと動物病院のかかりつけ化
定期的な爪切り・体重測定・歯のチェックは健康管理でとても重要です。かかりつけの病院をもっておくことは緊急時にも迅速に対応できることにつながるので、今のうちに探しておきましょう。また、定期的な検診で顔見知りになることで、病気の早期発見にもつながるのでおすすめですですよ。
できることは全てやる
管理できるものは管理する
まとめ
うさぎの病気は「早期発見が命を守る」と言ってもいいくらい、不調に気付きずらいです。毎日の観察からほんの小さな変化も見逃さず、気になったら病院に行くくらいがちょうどいい場合もあります。「いつもと違う」は重要なサインかもしれません。
迷ったら自己判断せず受診して、何もなかったら結果的に飼い主の心配事も減ります。不調を見抜くコツは、日頃のコミュニケーションの中にあります。たくさん可愛がってあげるついでに少しでいいので気にしてみてください。
飼い主の知識で病気予防できる
うさぎのプロでも気付きずらい



