初めてうさぎを飼育する「この野菜はあげても大丈夫?」と疑問に思う方も多いと思います。「体に良さそうだから大丈夫」と甘くみていると病気につながる可能性もあるのでしっかり学んでいきましょう。実はその野菜あげてはダメなんですよ?
間違った食事が健康トラブルになるリスクを抱えていることを理解し、うさぎの健康と安全な野菜について学びましょう。絶対に与えてはいけない野菜もあるので必ず読み進めてください。
この記事でわかること
野菜は与えなくても問題ない
「下痢」「軟便」になることもある
体調を見ながら少量ずつ与える
絶対に与えてはいけない野菜は多い
記事目次
うさぎに野菜を与える前に知っておきたい基本知識

うさぎの主食は「牧草」である理由
うさぎの主食は牧草であることはなんとなく理解している方も多いと思いますが、再度確認してみましょう。うさぎの主食が牧草である理由は消化管の仕組みが関わってきます。
うさぎは牧草などの繊維質を効率よく栄養に変えるため、腸内で微生物が牧草を発酵させる「盲腸発酵」と呼ばれる機能を持っています。この働きには適切な繊維質が必要不可欠で、燃料である草を食べ続ける理由になります。
「腸を常に動かす必要がある=ずっと食べていない」といけないということです。また、うさぎは生涯歯が伸び続けてしまうため定期的に歯を削る必要があり、繊維質の多い牧草で歯を削っています。
うさぎの主食は牧草
野菜はなくても問題ない存在
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野菜を与えすぎると起こるリスク
野菜を与えすぎることのリスクとして「下痢」「軟便」などがあげられます。主食の牧草にはほとんど糖分がないので低カロリーです。野菜は糖分が多く、牧草に比べてかなりカロリーが高い傾向があり、カロリーが高い影響で牧草を食べる量が減ります。
また、野菜には水分がたくさん含まれているので、結果的に繊維質が減り「下痢」「軟便」につながります。糖分過多により肥満のリスクも上がり健康によくないです。与えるときは少量から、体調を見ながら下痢をするようなら減らしてください。
野菜の与え過ぎは「下痢」「軟便」
水分が多く繊維質が少ない
初めて野菜を与えるときの基本ルール
初めての野菜は少量から与えるようにしましょう。特に糖分の多い野菜は注意が必要で、体調チェックも忘れずに行いましょう。野菜を食べさせて体調に変化があればすぐに中止してください。必ず与えてはいけない野菜を事前に調べてくださいね。
下でお話ししますが、本当に命の危険につながる野菜もあるため、必ず調べてください。万が一食べてしまった場合はすぐに病院に連れて行きましょう。
主食は牧草で野菜は補助的
与え過ぎは「下痢」「軟便」
うさぎが食べて OK な野菜リスト(安全食材)

【葉物類】毎日与えても良い野菜
毎日与えても問題ない野菜は以下の通りです。特徴として、野菜の部位に注目してください。だいたい「葉物」「根菜」に分類することができ、「葉物」は比較的与えてもいい野菜になります。「根菜」は糖分が多かったりするので注意です。
水分量が多く、栄養バランスも崩れるので必ず少量にとどめましょう。新鮮なものをよく洗って水気を切り、少量から様子を見て与え、食べ残しはすぐに片付けましょう。あくまでおやつ感覚でたまに食べさせる程度にしましょう。
生後4ヶ月以降の胃腸が安定した段階で少量ずつにしましょう。
生後4ヶ月以降から食べられる
「葉物」「根菜」を意識する
【根菜類】ときどき与えるのが望ましい野菜
ときどき与えてもいい野菜もお伝えします。なぜ「ときどき」かという理由は糖分、水分量にあります。「根菜」は糖分や水分量が多いことが多いので、与え過ぎは健康に悪いので、たまにおやつ感覚で少量与える程度にしましょう。
野菜は根から水分を吸い取るため「葉物」よりも「根菜」の方が水分量が多いのが特徴です。与え過ぎは下痢につながりますので注意してください。
与える前の下処理・保存のポイント
野菜を与える前に農薬の心配があるので、必ず水洗いを行いましょう。しっかり水を取って冷蔵庫に入れていた場合は必ず常温に戻して少量から与えていきましょう。できれば新鮮な野菜を与え、食べ残しは撤去するようにしましょう。
「葉物」「根菜」に分類できる
中毒症状には注意すること
【絶対ダメ】うさぎに与えてはダメ・注意が必要な野菜

絶対に与えてはいけない野菜
「絶対に与えてはいけない野菜」が存在することをしっかり理解しましょう。命の危険があるので万が一食べさせてしまった場合はすぐに病院に連れていきましょう。
少量でも中毒症状を起こし、消化不良、尿石症などを引き起こすため絶対に避けるべきです。「あなたの知識がうさぎの命に関わる」ことをしっかりと理解しましょう。
少量でも中毒症状で命の危険
体質や個体差に注意が必要な野菜
体調によっては注意した方がいい野菜も存在します。「ときどき」与えてもいい野菜の「ブロッコリー」などは体調によって注意が必要です。ブロッコリーはお腹の中でガスが発生しやすく「うっ滞」になりやすいため体調を見ながら与える必要があります。
「ほうれん草」などもカルシウムが多いため尿結石などの心配もあります。うさぎの体調次第で与えない方がいい野菜も多く存在しますので、食べさせる前に必ず調べる癖をつけましょう。
「野菜は与えなくても問題ない」ことを覚えておきましょう。
「野菜は与えなくても問題ない」
意外と注意が必要な野菜の加工・形状
意外と注意が必要なのが漬物や乾燥などの「加熱・加工」を加えた野菜になります。野菜に熱を加えたり乾燥させたりすることにより、水分量や食感が変化することがあります。人間用の調味料を加えることは絶対にしないでください。
基本的に野菜は「加熱」しなくても問題ありません。「無添加」でも危険な場合もあるため、生の野菜をそのまま与えることが一番安全で健康的だと言えます。水分量が変わることにより糖分の割合が増えるので与える量には注意が必要となります。
ねぎ類などは加熱加工しても食べれませんので、間違っても絶対に与えないでください。
ねぎ類、芋類は避けよう
うさぎの命のに関わる
安全に野菜を与えるための量・頻度・与え方ガイド

1日の適量目安
野菜を与える目安の量として、体重1kgあたり1日3〜5g程度を目安になり、体重2kgなら4〜10g、体重3kgなら6〜15g程度です。これは「葉物」の目安なので「根菜」だとさらに少なくなります。野菜を与えるポイントは以下になります。
野菜はあくまで補助的におやつとして与えること。体調を見ながら不調が起きたらすぐに中止してください。
おすすめの与え方・タイミング
もちろん牧草が主食なので、牧草を食べた後におやつ感覚で少量与えると良いでしょう。野菜は牧草に追加で栄養補給くらいの考え方で、食いつきが良くても必ず少量から与えましょう。野菜は水分量が多いので下痢の心配もありますので、体調を見ながら、嫌がる場合はあげないようにしましょう。
ちなみに我が家のうさぎさんは「生物」は食べてくれません。バナナもりんごもイチゴすら食べません。乾燥していたら食べます。うさぎさんはほんとグルメさんですよね。
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うさぎが体調不良を示すサイン
うさぎは体調を隠す習性があるので不調に気付きずらい動物で、「食欲低下」「便の変化」がわかりやすい不調になります。小さな変化でも「普段と違う」と感じたときは早めに先生に相談しましょう。
病院受診の判断基準として、「食欲・排泄の停止(特に24時間以上)」「呼吸が荒い・浅い」「元気消失(うずくまる、動かない時間が長い)」「よだれ・歯ぎしり・姿勢の異常(傾ける、回る)」「下痢・血尿」などが緊急性になります。
この症状が出ている時はすぐに病院に連れていきましょう。
不調に気付きづらい動物
迷ったら病院に連れて行く
1日に体重1kgあたり3〜5g
不調が出たら中止すること
まとめ
「野菜=健康」ではないことを理解しましょう。与えてはいけない野菜も存在するし、体調によっても与えな方がいい野菜もあるなど、野菜は意外とうさぎと相性が良くないのかもしれません。
野菜を与えるときは適量を守り、少量ずつ、体調を見ながらが基本です。主食は牧草なので牧草を食べる量が減るのであれば与えないようにしましょう。「これは与えていいのかな?」と不安になるものは与えないことが大切です。
「絶対に食べさせない野菜」として、ネギ類(ねぎ、玉ねぎ、ニラ、にんにく等)、ジャガイモ、生の豆類、トマトの葉などがありますので、万が一食べた場合は早急に病院に連れていきましょう。
迷ったら与えない
野菜はなくても問題ないぞ
