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【初心者必見】うさぎの室内飼いで気をつけること|安全・快適に暮らすコツと注意点

うさぎさんをお迎えする前に知っておくべき注意点をご紹介します。室内飼いが基本になりますが、メリットが多い反面、危険も潜んでいます。事前に知っておくことで防げるトラブルばかりなので、安心してお迎えでくるように今のうちに準備しておきましょう。

ごま先生

結論から話すぞ!!
室内飼いのメリット・デメリットはこんな感じじゃ。

室内飼いのメリット

  • 温度・湿度管理がしやすい
  • 体調変化に気づきやすい
  • 人に慣れやすくコミュニケーションが取りやすい

室内飼いのデメリット

  • かじり・いたずら被害
  • 抜け毛・ニオイ対策が必要
  • 部屋全体の安全管理が求められる

うさぎの室内飼いのメリットとデメリット

室内飼いのメリット

室内飼いの最大のメリットは温度管理がしやすいことです。うさぎさんにとって室温はかなり大切で、少しの変化でも体調を崩す要因になることもあります。

室温が安定してることのメリットは体調変化に気づきやすいことで、室温が安定していることにより、何が原因で不調が起きているのか探りやすいので、対策がすぐにできます。

人慣れしやすいこともメリットで、外で飼うより明らかにコミュニケーションの頻度が増えます。うさぎは警戒心の強い動物なので懐かない子は本当に懐きません。コミュニーションが増えることはとてもいいことです。

室内飼いのメリット

  • 温度・湿度管理がしやすい
  • 体調変化に気づきやすい
  • 人に慣れやすくコミュニケーションが取りやすい

室内飼いのデメリット

室内飼いのデメリットとして、かじる、いたずら被害があります。

筆者自身もいたるところをかじられて引っ越しの時に痛い目にあうこともありました。もちろん対策はしています。それでも抜け道を探していたずらします。電源コードを噛んだり、ソファーを噛んだり、テレビの線をかじられた時は絶望しました。

抜け毛やニオイも大変で、換毛期などはいたる所に毛が固まっています体臭はあまりしませんが、うんちやおしっこの匂いはどうしてもしてしまいます。トイレ砂などで対策はある程度できますが、無臭までは厳しいです。

部屋全体で安全対策が求められるので、それが面倒だったり、ストレスに感じる場合は、室内飼いが向いていない可能性があります。

室内飼いのデメリット

  • かじり・いたずら被害
  • 抜け毛・ニオイ対策が必要
  • 部屋全体の安全管理が求められる
ごま先生

室内飼いはメリットが多い反面、デメリットもあることを忘れてはいけないぞ。


室内飼いで最も重要な安全対策

感電・誤飲を防ぐ工夫

電源コードは必ずかじります。断言します。必ずかじります。携帯のコードなんかは安価で変えがききますが、家電に関しては話が違います。部屋んぽさせる場合は必ず配線カバーなどで対策しましょう。うさぎの感電対策にもなるので必須と言えます。

その他小物や観葉植物なども注意です。特に観葉植物に関してはうさぎが食べてはいけない種類もありますので、どうしても置きたい時はしっかり調べておきましょう。

基本的に危険物は床に置かないこと、うさぎが触れる範囲では対策をすること、誤飲・誤食で最悪亡くなってしまう可能性も十分にありますので、そこは飼い主の責任です。

家具・隙間への注意

ソファーや家具の下に入り込むこともよくあり、逆に小さい隙間は好んで入っていきます。入り込んで静かになったと思ったらいたずらしています。

なので部屋んぽさせる時は必ず見える範囲で、誤飲・誤食しないように見張っていてください。侵入防止フェンスの活用し、侵入できないようにすることも有効ですので、ソファーや家具の隙間に入れせないようにしましょう。

ごま先生

電源コードの対策をして、観葉植物の確認をするんじゃぞ。
うさぎは吐き出すことができない体の構造だから、誤飲・誤食には特に注意じゃ。


温度・湿度管理で気をつけること

うさぎが快適に過ごせる温度帯

うさぎが快適に過ごせる温度は22℃です。なので、部屋の温度は最低でも19〜25℃あたりを目安に調整してあげましょう。うさぎは全身が毛で覆われており、汗をかくことができず、小さい耳の血流で体温調節するため、暑さにも寒さにも弱い動物なのです。

季節ごとの小さな温度変化でも体調を崩してしまう可能性がありますので、室温を安定させるということは覚えておきましょう。

エアコン・暖房使用時の注意点

エアコンの風が直接当たるのも避けましょう。エアコンによって部屋の冷やしすぎ、暖めすぎにより体温調節がうまくできなくなり、低体温や熱中症になる危険があるので適温をキープしましょう。

室温を安定させるためにはエアコンは必須なので、電気代が気になるところですが、うさぎさんのためと思ってつけてあげましょう。

ごま先生

うさぎの適温は22℃なんじゃ。
小さな環境変化も敏感に反応するのがうさぎさんじゃ。これくらい大丈夫と軽くみるのはよくないぞ。


室内飼いならではの生活環境の工夫

ケージと部屋んぽのバランス

うさぎさんにとってケージとは「安心できる家」になります。生涯の半分以上をケージの中で過ごすので、できるだけ安心な空間を作ってあげたいですよね?

よくSNSなどで開けっぱなしの出しっぱなしのお家を見かけますが、あまりおすすめではありません。「開放的にしていつでも遊べる環境なんだからいいじゃん!!」と考えることもできますが、言い換えると「家の鍵開けっぱなし」になります。

自宅の玄関開けっぱなしで安心して寝れますか?と問いたいです。開放的にすることが必ずしも「安心できる空間」につながらないことは理解しましょう。

部屋んぽさせることはとてもいいことで、運動不足・ストレス解消と、健康につながりますので積極的に遊ばせましょう。

床材・カーペットの選び方

遊ばせる範囲の床材にもこだわりたいです。まさかフローリングじゃないですよね?めちゃくちゃ滑りますよ?

うさぎの骨は脆く折れやすいので、滑った拍子で骨折するのはよくあります。また、うさぎさん自身も思いっきり走り回れないのでストレスが溜まります。できればタイルカーペットなどの滑りにくい床材にして、思いっきり遊ばせてあげたほうが足裏トラブルなども予防できます。

洗える素材なのも重要で、その点タイルカーペットは洗えますし、汚れた場所だけ交換ができるのとてもおすすめです。

ごま先生

言われてみれば玄関開けっ放しでは安心して寝れないんじゃ。適度なバランスが大切ということなんじゃな。
床材はタイプカーペットはおすすめじゃぞ。水洗いも可能だし、そもそも汚れたら交換しやすい。


室内飼いで起こりやすいトラブルと対処法

かじり・マーキング対策

うさぎさんの本能として、かじることがあげられます。逆に何かをかじらないと歯が伸び続けてしまうので、かじるのが仕事のような感じです。なのでかじり木やおもちゃを活用して歯のトラブルを予防しましょう。

遊ばせる範囲内はかじられることを前提としたレイアウトにしましょう。かじられたくないものは置かない配線カバーなどで対策をすることは当たり前で、そこまでしてやっと安心して遊ばせられます。

マーキング対策も考えてみましょう。男の子はおしっこを飛び散らかします。野生の本能に近いものなのでやめさせることは基本難しいと思ってください。壁ぎわにはプラスチック板(プラ板)のようなもので養生するといいでしょう。

床に関しては、先ほど紹介したタイルカーペットで、汚れたところだけ交換するが早いのでおすすめです。

匂い・抜け毛対策

うさぎは体臭は全く気にならないですが、うんちは臭いです。

「うさぎ吸い」という言葉があるくらい体臭がないですが、うんちは少し臭いです。基本無臭だと言われますが、たまに臭いのがいます。びっくりします。特にたまに出ている盲腸便はとにかく臭いです。

うんちの匂いにはトイレ砂やご飯を工夫してあげれば問題ありません。コロコロうんちが臭い場合はペレットのあげすぎなどの原因がありますので適正量を調べてみましょう。

ブラッシングはとても重要で、うさぎさんはよく「うっ滞」という胃の不調が起きます。特に換毛期は注意で、毛の抜け毛が多くなるので飲み込みやすくなります。胃の不調は毛が詰まって不調が起きていることが多いので、ブラッシングで対策しましょう。空気清浄機や集毛器を活用するのもいいでしょう。

ごま先生

かじり木のほかに、サークルを木製にするのもいいぞ。
マーキングで壁がおしっこだらけになることもあるから、男の子をお迎えするなら早めに検討するんじゃぞ。
ブラッシングはとても大事じゃ。
胃の不調は抜け毛が詰まりうっ滞になることが多い。うさぎにとって食べれないことは命の危険があることを理解するんじゃ。


室内飼いを始める前に確認したいチェックポイント

生活スタイルとの相性

うさぎと飼い主の生活スタイルとの相性も重要です。うさぎは基本的に寂しがりやな性格なので、独りぼっちの時間が長いとストレスに感じます。

仕事が忙しく留守の時間が長くなってしまったりする場合はストレスが溜まりやすくなります。留守の時間が多いということは遊ばせる時間も短くなってしまうので、健康面にもあまりよくありません。

うさぎを飼うことに対して家族全員でお世話をするような理解も必要です。ご家族がいる場合は協力して時間を作りなんとか対応できそうですが、独身の方にとっては厳しい面もあるかと思います。

また引越しや模様替えに対する影響も大きく、うさぎは小さな環境の変化でも体調を崩すため、転勤が多い、頻繁に家具が増えたりするなど環境が変わりすぎるお家でも注意が必要です。

動物病院・相談先の確保

うさぎを診れる病院は多いわけではないので事前に調べておきましょう。基本犬猫メインの病院に通うことになると思いますので、うさぎをしっかり診てくれるか口コミなども確認してください。

うさぎさんは急に体調が悪くなることもよくあります。胃の調子が悪くなりご飯を食べなくなったり、ガスが溜まり動かなくなったり、緊急時に慌てることのないように事前に対応を考えておきましょう。

爪切りやブラッシングなどの簡易的なケアなら、ペットショップでもやってるところもありますので調べてみましょう。日頃からうさぎ情報をチェックしておくと役立つこともありますよ。

ごま先生

引越しや模様替えには要注意じゃぞ。
飼っていたうさぎが引越しでご飯を食べなくなった時もあったんじゃ。
タバコやお酒の匂いなんかもストレスになるから、できるだけ控えてほしんじゃ。


まとめ

うさぎの室内飼いメリットが多い反面、注意点も多いのは事実です。安全・温度・環境が安定していて病気になりづらいことが最大のメリットで、誤飲食・家具や家電の破損がデメリットに該当します。

いろんなデメリットがありますが、事前に対策を考えて対応しておけばトラブルは未然に防ぐことができます

ご家庭によって生活環境が違いますし、置いている家具家電も変わってきますので、その家庭に合った対策ももちろんあります。ご家族でよく話し合い、うさぎさんが安心で健康に過ごせるような環境作りを目指していきましょう。

家族としてお迎えすると決まった時には、存分に愛を注いであげてください。うさぎがいるだけで家に帰るのが楽しくなりますよ。

ごま先生

いかがじゃったかの?
広い庭がない日本では室内飼いは当たり前なんじゃな。メリットよりもデメリットの方を覚えてほしい。
デメリットはうさぎの健康につながる要素が多いから、デメリットを対策することが大切だと思うんじゃ。


  • この記事を書いた人

ごま先生

うさぎ飼育歴10年以上の経験から
うさ好きを運営しているオーナーです。
毎日可愛いうさぎに癒されながら、
時には一緒に走り回りながら、
ブログ記事を執筆してます。

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